若築建が上値追い鮮明、国土強靭化や大阪万博で中長期的な追い風意識

材料
2018年11月28日 14時10分

若築建設<1888>が反発、上値指向を強めている。好決算発表を材料に11月12日にマドを開けて上放れ、それ以降は全体相場の地合いと離れた強力な下値切り上げ波動を形成。政府が打ち出す「国土強靭化」や2025年の大阪万博決定など収益環境に吹くフォローの風が意識されている。海洋土木業界は全国規模で進められる防災関連工事や、コンテナ船大型化に対応した護岸改修工事などが収益機会を高めている。そのなか、同社は横浜港南本牧地区の岸壁耐震化工事を獲得、中期的な成長分野に目される洋上風力発電でも低コスト工法の開発などに積極的に取り組んでいる。18年4~9月期営業利益は前年同期比32%増の19億5900万円と大幅な伸びを達成した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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