明日の株式相場見通し=4日続伸を受け上昇一服、中期的な先高期待は継続

市況
2018年11月28日 17時14分

あす(29日)の東京株式市場は、きょうまで日経平均株価が4日続伸で合計669円上昇と、短期間に急騰したことへの警戒感から利益確定の売りも想定され、一服商状となりそうだ。ただ、中期的な先高期待感は継続することになりそうだ。

市場関係者からは「きょうは、今週末からのG20首脳会合とあわせて米中首脳会談の開催決定が報じられ、両国の貿易交渉解決に向けて何らかの方向性が明らかになるとの見方から27日の米株式市場が上昇し、日経平均も株価指数先物主導で堅調な推移となった。ただ、上昇を牽引した銘柄をみると、日経平均約76円分を押し上げたファーストリテイリング<9983>をはじめ、大日本住友製薬<4506>、KDDI<9433>、リクルートホールディングス<6098>、花王<4452>といった内需系銘柄の上昇が目立った」との見方が出ていた。

28日の東京株式市場は、米株高や円安を背景にリスクオンの流れが続き、日経平均は4連騰で12日以来、約半月ぶりに2万2000円台を回復した。日経平均株価終値は、前日比224円62銭高の2万2177円02銭と4日続伸した。

日程面では、佐賀県知事選告示(12月16日投開票)、10月の商業動態統計に注目。海外では、20カ国・地域(G20)財務相会議、米10月の個人消費・個人支出、FOMC議事要旨(11月7・8日開催分)が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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