伊藤園は続落、運送費や人件費膨らみ第2四半期営業利益は9%減

材料
2018年12月4日 9時43分

伊藤園<2593>は続落している。3日の取引終了後に発表した第2四半期累計(5~10月)連結決算が、売上高2754億6800万円(前年同期比3.6%増)、営業利益132億1200万円(同8.9%減)、純利益86億9800万円(同5.9%減)と営業減益だったことが嫌気されている。

「お~いお茶 新緑」が発売約3カ月で販売数量100万ケースを突破するなど「お~いお茶」をはじめとしてリーフ・ドリンク関連が伸長したほか、タリーズコーヒーの新規出店やブランド強化策が奏功し飲食関連事業も堅調に推移し増収を確保したが、運送費や人件費などの増加が利益を圧迫した。また、品質基準に達していない一部製品の廃棄費用や、7月の豪雨災害などに関連した費用を特別損失に計上したことも最終利益を押し下げた。

なお、19年4月期通期業績予想は、売上高5078億円(前期比2.6%増)、営業利益230億円(同4.3%増)、純利益140億円(同11.5%増)の従来見通しを据え置いている。

同時に、第1種優先株式の自社株買いを実施すると発表した。40万株(第1種優先株式の発行済み株数の1.20%)、または10億円としており、取得期間は12月6日から来年2月22日までとしている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.