13日の香港市場見通し:香港市場は強含みか

市況
2018年12月13日 11時25分

13日の香港市場は強含みか。米中通商対立の改善期待で買われる展開となりそうだ。外部環境は好転している。12日の米株市場では、主要指標のNYダウが前日比0.6%高と反発し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.0%高と3日続伸した。米中通商交渉の楽観見通しが強まっている。米メディアは12日、トランプ政権が撤回を求めている(製造強国を目指す)「中国製造2025」戦略について、中国政府は見直すことを検討しているとの観測を報じた。前日には、米輸入車の報復関税が撤廃される可能性が伝えられるなど、米中対立の改善を期待する報道が相次いでいる。

本日の香港市場は買いが先行する流れか。米中通商交渉の妥結に向けた動きが好感されそうだ。また、騰訊HD(700/HK)傘下の音楽配信子会社、テンセント・ミュージック・エンターテインメント・グループ(騰訊音楽娯楽集団、以下TME)のADRがNY市場に12日上場し、公開価格比7.7%高で初日の取引を終えるなど好スタートを切ったこともテンセント株や他のハイテク株の追い風となりそうだ。

【亜州IR】

《NH》

提供:フィスコ

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