7年連続上昇へ正念場、重要イベント目白押し、SMBC日興証券(花田浩菜)

経済
2018年12月17日 11時59分

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

12/17付の「DailyOutlook」では、年末相場について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『今週は、クリスマスや年末年始を前に、相場の盛り上がりが期待できる最後の機会になろう。同時に重要なイベントが見込まれている。来年の金融政策を推し量る材料となる米国FOMC(連邦公開市場委員会)、日銀金融政策決定会合が相次いで開催される。また、米中通商摩擦など情報通信を巡る様々な動きの中、今年最大の新規上場となるソフトバンク(9434)が19日に東証1部上場予定である』と伝えています。

続けて、日経平均株価は、前年末の22,764円まで、あと1,390円(6.5%)の水準にあることを挙げ、『6年連続した年間上昇記録が、さらに伸びるか正念場である。来年2019年の国内経済は、底堅い動きが見込まれている。同様に株式市場は、現在の「過度な悲観」が年前半こそ継続するものの、年後半からセンチメントが改善するとみている。主要な3つの懸念材料の改善が背景にある。消費増税は家計負担増を超える政府による負担軽減策、米国景気懸念は米長期金利の安定化、中国景気懸念は景気対策の顕在化、が改善に貢献しよう。また、米中通商摩擦が続く一方で、国内は「改元」や「10連休」など大きな消費喚起イベントが予定されている』と分析しています。

さらに、『今週は掉尾の一振、来年の期待を先取りする展開を見込む。NISA(少額投資非課税制度)活用投資にも気を配りながら、消費関連など注目テーマ絡みや高配当かつ業績見通しが良好な銘柄などには前向きに臨みたい』とまとめています。

最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介しています。詳しくは12/17付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

提供:フィスコ

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