東京株式(前引け)=大幅安、米株急落と円高を嫌気し一時770円超下落

市況
2019年1月4日 11時44分

4日前引けの日経平均株価は前営業日比607円37銭安の1万9407円40銭と大幅安。前場の東証1部の売買高概算は7億2706万株、売買代金概算は1兆2607億8000万円。値上がり銘柄数は313、対して値下がり銘柄数は1772、変わらずは43銘柄だった。

きょう前場の東京市場は朝方から大きく売り優勢に傾き、日経平均株価は一時770円強の下落で1万9200円台まで叩かれる場面があった。前日の米国株市場でNYダウやナスダック指数など主要指数が急落、年末年始の株式マーケット休場中に外国為替市場で急速に円高が進行したことも投資家心理を悪化させた。ただ、内需系の中小型材料株には個別に買われる銘柄も少なくなく、日経平均も売り一巡後は押し目買いにやや下げ渋る動きをみせている。前場の売買代金は1兆2000億円を上回った。

個別ではファーストリテイリング<9983>が一時4000円を超える急落となったほか、任天堂<7974>、キーエンス<6861>も大幅に水準を切り下げた。村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>、東京エレクトロン<8035>も安い。資生堂<4911>も売られた。ツガミ<6101>、タムラ製作所<6768>などが大幅安、マネックスグループ<8698>も安い。半面、東京電力ホールディングス<9501>が高く、セブン&アイ・ホールディングス<3382>も頑強、イオン<8267>もしっかり。ソースネクスト<4344>が物色人気となったほか、サイバーコム<3852>、アカツキ<3932>が値を飛ばした。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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