オンコリスバイオ急反騰、米国臨床腫瘍学会消化器癌シンポでテロメライシンに関するポスター発表
オンコリスバイオファーマ<4588>が急反騰し一時、前週末比272円(23.3%)高の1437円に買われている。この日の午前中、開発中のテロメライシンについて、岡山大学病院における食道がんを対象とした放射線の併用による医師主導臨床研究の結果が、米国臨床腫瘍学会消化器癌シンポジウム(1月17日~19日、サンフランシスコ)でポスター発表されると発表しており、これが好感されている。
同臨床研究は、手術不能・化学療法不適応の食道がん患者13例を対象に、テロメライシンと放射線の併用投与を行ったもので、その結果、84.6%の患者でがんの消失または縮小が認められたという。また、治療に起因する重篤な副作用の発現は認められなかったとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)