新興市場銘柄ダイジェスト:ソフィアHDが急伸、リーダ電子はストップ高

材料
2019年1月28日 15時13分

<5906> エムケー精工 411 +80

ストップ高比例配分。19年3月期の営業利益を従来予想の7.00億円から10.00億円(前期実績8.48億円)に上方修正。生活機器事業のワイヤレススピーカーなどの耳関連商品が伸長した。第3四半期累計は前年同期比13.1%増の13.67億円で着地し、修正後の通期予想を上回っている。オート機器事業がカーディーラー向け洗車機の伸びなどで順調に推移したほか、生活機器事業や情報機器事業も好調だった。

<4591> リボミック 475 +26

後場急伸。19年3月期の営業損益を従来予想の10.90億円の赤字から9.50億円の赤字(前期実績8.99億円の赤字)に上方修正している。三菱商事<8058>子会社のビタミンC60バイオリサーチとの共同研究開発契約に基づき受領する研究費を研究期間の2年間で按分し、19年3月期に寄与する研究費を事業収益に計上するため。また、研究開発の効率化などによる経費圧縮も赤字額の縮小に貢献する見通し。

<6942> ソフィアHD 871 +91

急伸。連結子会社で調剤薬局事業を営むルナ調剤による同業のエイエムファーマの子会社化を中止すると発表している。エイエムファーマによる重大な表明保証違反に該当する事項が確認されたため。一方、ルナ調剤は同業の泉州薬局の発行済み株式を取得し、子会社化する。泉州薬局は大阪府内で7店舗の調剤薬局を運営している。取得価額は約10億円。

<6867> リーダ電子 665 +100

ストップ高。国内での高度広帯域衛星デジタル放送(4K/8K放送)、衛星デジタル放送及び地上波/CATVデジタル放送に対応したレベルメーターLF965を3月に発売すると発表。本体表示部として視認性の高い高輝度4インチカラーTFT液晶を搭載し、屋外の太陽光の下や室内の暗い場所などでの使用が可能。また、色による受信状態の判定が可能なため、受信状況を視覚的に確認することができるという。

<3907> シリコンスタ 1558 +137

大幅に続伸。18年11月期の決算説明資料を公表し、業績回復に向けた取り組みとして不採算案件の抑制やミドルウェアの販売強化、非エンターテインメント領域における受注拡大を掲げたことが評価され、買いを集めた。また、成長分野として自動車業界向け事業を挙げており、18年11月期の売上高が3億円(実績)から19年11月期は5億円、20年11月期は7億円に拡大すると予想していることも買い材料視されたようだ。

<4557> 医学生物 1764 +89

大幅に7日続伸。スイスの医薬品会社ロシュグループのロシュ・ダイアグノスティックスが取り扱う血液凝固分析装置「コバス t711」専用の体外診断用医薬品「tシステムヘキサメイト P-FDP hs」「tシステムヘキサメイト Dダイマー」を発売したと発表。「コバス t711」に最適化しており、高感度かつ測定範囲が広い検査薬として精度の高い検査結果を提供し、重篤な病態の早期発見に貢献するとしている。

<4388> エーアイ 2017 +17

大幅に4日ぶり反発。スマートセキュリティ事業を手掛けるSecualと資本業務提携すると発表している。製品及びサービスで、エーアイ<4388>の音声合成エンジン「AITalk」の活用及びスマートスピーカーの共同開発を行う。また、エーアイはSecual株を既存株主からの譲渡により取得する。出資金額及び出資比率は非開示だが、Secualがエーアイの関連会社とはならない範囲という。

《DM》

提供:フィスコ

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