小野測器が急騰、自動車向け計測器好調で18年12月期最終利益は前の期比3.5倍

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2019年1月29日 14時18分

小野測器<6858>が急騰、一時ストップ高寸前となる95円高の693円まで買われる場面があった。同社はきょう後場取引時間中に発表した18年12月期連結決算は売上高144億4000万円(前の期比19.6%増)と2割近い増収で、営業利益9億6200万円(同5.3倍)、最終利益6億9200万円(同3.5倍)と高変化を示した。自動車向けを中心とする電子計測機器メーカーだが、計測器は前期から続いていた高付加価値商品に対する様子見の動きが一巡し回復が鮮明となった。特に、音響や振動計測に使用されるデータステーションを中心とした解析装置や、自動車のミッションの試験などに使用されるギアノイズテスターやセンサーが好調で収益を押し上げている。

なお、19年12月期の売上高140億円(前期比3.0%減)、営業利益は9億円(同6.5%減)、最終利益は6億円(同13.3%減)を見込んでいるが、今期の反動で減益予想となるも市場コンセンサスよりは強め。また、2019年度を初年度とする中期経営計画を策定、数値目標としては2021年度に連結売上高160億円、営業利益16億円を目指す方針にあり、これがポジティブ材料として捉えられている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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