イリソ電子が反落、市場環境悪化で19年3月期業績予想を下方修正

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2019年2月5日 9時45分

イリソ電子工業<6908>が反落している。4日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、売上高を455億円から430億円(前期比1.8%増)へ、営業利益を89億円から65億円(同22.9%減)へ、純利益を61億円から41億円(同24.9%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

米国でのセダンタイプ乗用車の販売減少や米中貿易摩擦を背景とした中国市場の悪化による自動車販売の減少及びスマートフォン需要や設備投資の減少に伴う中国から日本への工作機械需要の大幅減など市場環境の悪化により売り上げが減少。また、これらに伴う在庫調整や、欧州での「国際調和排ガス・燃費試験方法(WLTP)」導入に伴う顧客の在庫調整といった一過性の悪化要因も収益を押し下げるとしている。

なお、同時に発表した第3四半期累計(18年4~12月)決算は、売上高324億4000万円(前年同期比2.5%増)、営業利益50億1200万円(同19.1%減)、純利益38億6900万円(同12.5%減)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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