イビデンは一時15%安と急落、19年3月期最終利益は9割減を嫌気
イビデン<4062>が急落。株価は一時、前日に比べ15.6%安に売られた。4日取引終了後、19年3月期の連結業績予想の下方修正を発表したことが嫌気された。売上高を3100億円から2950億円(前期比1.8%減)へ、営業利益を180億円から100億円(同40.1%減)へ、最終利益を120億円から10億円(同91.4%減)へ修正した。電子主要顧客の需要減や在庫調整、それに欧州自動車市場におけるディーゼル乗用車比率の減少に伴う自動車関連セラミック製品需要減により、売上高が減少する。また、連結子会社の解散に伴い特別損失を計上する。アナリストからは、今回の下方修正をネガティブと見る声が出ており、株価は下値を探る展開となっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)