日触媒が急伸、4-12月期(3Q累計)経常が6%増益で着地
高吸水性樹脂大手の日本触媒 <4114> が急伸。5日大引け後に発表した19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比5.8%増の266億円に伸びて着地したことが買い材料視された。
原料価格や製品海外市況上昇に伴う値上げ効果や販売数量の増加で、2ケタ増収を達成したことが寄与。販売価格よりも原料価格の上がり幅が大きくスプレッドが縮小したものの、持分法投資利益の増加で補い、増益を確保した。通期計画の325億円に対する進捗率は82.0%に達している。
株探ニュース