18日の中国本土市場概況:上海総合2.7%高で3日ぶり急反発、米中通商協議に進展

市況
2019年2月18日 16時55分

週明け18日の中国本土マーケットは大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比71.97ポイント(2.68%)高の2754.36ポイントと3日ぶりに反発した。約4カ月半ぶりの高値水準を回復している。上海A株指数も上昇し、75.43ポイント(2.69%)高の2884.49ポイントで取引を終えた。

米中合意の期待が高まる流れ。15日まで北京で開かれた高レベルの通商協議に関して、トランプ米大統領は記者会見で「かつてないほど合意に近づいた」と発言した。協議は今週もワシントンで継続される。中国の国営メディアは16日、貿易摩擦で悪化した両国関係は改善しつつあると楽観した。中国の政策も追い風。広東・香港・マカオのビッグベイエリア構想「粤港澳大湾区」は、18日にも計画綱要が発表されると報じられた。

金融株が相場をけん引。中国平安保険(601318/SH)が3.2%高、中信証券(600030/SH)が6.3%高と上昇した。このほか、ハイテク株や医薬品株、消費関連株、資源・素材株、インフラ関連株、自動車株、不動産株、運輸株など全業種が買われている。

「粤港澳大湾区」関連銘柄も上げが目立つ。広州白雲国際機場(広州白雲国際空港:600004/SH)が4.6%高で引けた。深セン上場の深天地(000023/SZ)はストップ高している。

外貨建てB株の相場も値上がり。上海B株指数が5.42ポイント(1.93%)高の286.21ポイント、深センB株指数が21.13ポイント(2.31%)高の937.66ポイントで終了した。

【亜州IR】

《FA》

提供:フィスコ

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