東京為替:ドル・円はもみ合い、クロス円の上昇がけん引

通貨
2019年2月18日 17時14分

今日の東京市場でドル・円はもみ合い。アジア株高を背景にクロス円が上昇し、ドルを押し上げた。ただ、米利上げ休止観測でドル買いは限定的。

ドル・円は、朝方の取引110円46銭を付けた後、日経平均株価の堅調地合いを手がかりにユーロ・円などクロス円は円売り方向に振れた。また、上海総合指数など中国株株のプラス圏推移も円売りを支援したようだ。

午後の取引では、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者のハト派的な発言で利上げ休止への思惑が広がりドルは伸び悩んだ。ただ、欧州勢とみられる円売りにより再びドルは上昇し、夕方にかけて朝方の高値を上抜ける場面もあった。

なお、ユーロ・円は124円71銭から125円15銭まで上昇したが、その後は失速。また、ユーロ・ドルは1.1289ドルから1.1324ドルまで強含んだ後は上げ渋った。

・17時時点:ドル・円110円50-60銭、ユーロ・円125円00-10銭

・日経平均株価:始値21217.32円、高値21306.36円、安値21189.97円、終値21281.85円(前日比381.22円高)

【要人発言】

・米S&P

「トルコの格付けは据え置き、見通しは安定的を維持」

「銀行システムの緊張のリスクが高まったと判断した場合は、格付け引き下げの可能性も」

【経済指標】

・日・12月機械受注(船舶・電力を除く民需):前月比-0.1%(予想:-1.1%、11月:0.0%)

【今日の欧米市場の予定】

・米国休場(プレジデンツデー)

《MK》

提供:フィスコ

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