「外国人労働者」の注目度上昇、改正入管法施行まであと1カ月<注目テーマ>

特集
2019年3月1日 12時21分

★人気テーマ・ベスト10

1 5G

2 バイオテクノロジー関連

3 人工知能

4 量子コンピューター

5 キャッシュレス決済

6 10連休

7 ウエアラブル端末

8 iPS細胞

9 FPGA

10 サイバーセキュリティ

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「外国人労働者」がランキング12位と上位を占めている。

現在、日本国内ではさまざまな分野で人手不足が顕在化しており、これを解消するために「現場」での外国人の受け入れが重要視されている。外国人労働者の拡大に向けた改正出入国管理法(入管法)が昨年12月8日成立し、今年4月1日から施行される。同改正法は、一定の能力が認められる外国人労働者に対し、新たな在留資格を付与するもので、これまで認められていなかった単純労働分野にも門戸を開くことになる。入管法の改正に伴い、製造業派遣や技術者派遣などの人材サービス関連企業には新たなビジネスチャンスが到来するとの見方が浮上している。

厚生労働省は2月25日、外国人労働者の受け入れ拡大に伴い、企業が講じるべき措置を定めた雇用管理指針の改正案を、労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の部会に提出した。人材募集や労働条件の説明の際、母国語か平易な日本語などを用い、外国人労働者が理解できるよう分かりやすく行うことを求めた。指針は一部を除き4月から適用する。

個別の関連銘柄では、UTグループ<2146>やアウトソーシング<2427>は技能実習生の管理代行受託などのサービスを提供している。アルプス技研<4641>は、「農業支援外国人受入事業」の国内第1号となる特定機関の認定を受けている。ヒューマンホールディングス<2415>は、日本語能力を備えた海外ITエンジニアを常用雇用する人材派遣サービスを展開。また、外国人労働者の増加に伴う社宅や寮に対するニーズの高まりは、企業の福利厚生アウトソーシングを展開するリログループ<8876>への追い風になる。更に、世界各地に日本語学校を設立し外国人材の獲得図る夢真ホールディングス<2362>、新設のインドネシア現地法人をテコに、技能実習生受け入れ事業をスタートさせているnmsホールディングス<2162>なども注目だ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.