伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (3月11日記)
日経平均株価は、前週末の夜間取引で日経平均先物が反発した流れを映して、本日の寄り付き値が上放れて始まる公算です。
この上げは、勢いの強い下降途中の小幅調整の範囲内の動きで終わると考えられます。その場合、8日の高値2万1359円が上値の限界になると考えられます。
本日は、8日の安値2万0993円を割れる動きになる場合、寄り付き後の上げが2万1100円程度で止まり、すぐに上値を抑えられる動きになる公算です。
本日が陽線引けする展開になるなら、本日は2万1200円以上へ上げて引ける展開になると考えられます。その場合、明日まで反発調になる可能性を考えておく必要が出てきます。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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株探ニュース