三井不が3%超の上昇で25日線上放れの兆し、日銀金融会合で思惑買いも
三井不動産<8801>が3%を超える上昇で25日移動平均線から上放れの兆しをみせている。今週は14~15日に日銀の金融政策決定会合が予定されており、追加緩和的な措置に対する期待も底流している。超金融緩和環境が担保された場合、有利子負債が多く資金調達コストも大きい総合不動産にとっては追い風となるだけに、思惑買いを誘っている。同社はマンション販売部門の利益率向上が足もとの収益押し上げ要因となっているほか、来期については大型タワーマンションの竣工が相次ぐことで増益基調が継続する見通し。時価は株価指標面からも割高感がなく、水準訂正狙いの買いが流入しやすい。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)