本日注目すべき【好決算】銘柄 キムラ、東亜建、SDSバイオ (18日大引け後 発表分)

注目
2019年3月19日 7時01分

18日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

キムラ <7461> [JQ]  ★今期経常を30%上方修正

◆19年3月期の連結経常利益を従来予想の11.9億円→15.5億円に30.3%上方修正。増益率が19.0%増→55.0%増に拡大する見通しとなった。降雪量が少なく好天に恵まれ、ホームセンターの業績が堅調に推移する中、テナント入居による集客力向上やコスト削減、適正価格での販売といった施策が奏功し、採算が上向く。

予想PERが12.0倍→10.9倍に低下し、割安感が強まった。

東亜建 <1885>   ★今期最終を30%上方修正、配当も10円増額

◆19年3月期の連結最終利益を従来予想の20億円→26億円に30.0%上方修正。増益率が14.3%増→48.6%増に拡大する見通しとなった。保有する投資有価証券の売却に伴い、売却益が発生することなどが最終利益を押し上げる。

業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の20円→30円(前期は20円)に大幅増額修正した。

SDSバイオ <4952>   ★今期経常を32%上方修正

◆19年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の6.8億円→9億円に32.4%上方修正。減益率が56.9%減→42.9%減に縮小する見通しとなった。中国出資先からの殺菌剤「ダコニール」原体輸入量の増加を背景に、ダコニール関連製品の海外販売が伸びることが寄与。予定していた研究開発費の計上遅れや販管費の減少なども上振れ要因となる。

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