「カジノ関連」が11位にランクイン、閣議決定受け再び関心高まる<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「カジノ関連」が11位にランクインしている。
政府が26日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の要件などを定めたIR法施行令を閣議決定した。施行令は4月1日から順次施行される予定で、カジノのほかに国際会議場、宿泊施設などの併設を求めたほか、カジノ施設についてはIRに占める床面積の上限を全体の3%とした。また、宿泊施設の客室総面積を海外のIR並みの10万平方メートル以上と規定したほか、マネーロンダリング(資金洗浄)対策として、100万円を超える現金とチップを交換した顧客情報を国に報告するよう義務付けた。
IR誘致を目指す自治体は今後、今夏以降とみられる国の基本方針策定などを踏まえ、事業計画を国に申請することになっているが、これによりようやくIR開発に向けた動きが具体化することになる。早ければ20年代半ばにも国内初のIR施設が開業する見込みであり、これを受けて関連銘柄の動きも活発化が期待されている。
この日の関連銘柄の動きとしては、ピクセルカンパニーズ<2743>、テックファームホールディングス<3625>、サン電子<6736>などが上昇。乃村工芸社<9716>なども堅調な動きとなっている。また、有力候補地である大阪を地盤とする関連銘柄として杉村倉庫<9307>、桜島埠頭<9353>なども高い。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)