「働き方改革」が13位にランク、関連法の施行目前で注目度増す<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「働き方改革」が13位となっている。
来週4月1日から「働き方改革関連法」が順次施行される。ポイントは、時間外労働の上限規制(中小企業は20年4月1日から)、年次有給休暇の確実な取得、正社員と非正規社員との間の不合理な待遇差の禁止(大企業は20年4月1日から、中小企業は21年4月1日から)などとなっている。
残業上限や同一賃金を実現するためには、企業が生産性の向上や働き手の確保、人件費の負担増などに対応する必要があり、これによる恩恵を受けそうな銘柄への注目度が増している。関連株としては、パソナグループ<2168>やリクルートホールディングス<6098>といった人材ビジネスを展開する企業のほか、働き方改革プラットフォームを提供するチームスピリット<4397>、ソフトウェア型ロボットが事務を代行するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)大手のRPAホールディングス<6572>などが挙げられる。
また、ワーク・ライフ・バランスが意識されるとともに、より柔軟な働き方を求める個人と、従来の枠にとらわれないかたちで人材活用を進めたい企業とのマッチングニーズが高まることが予想され、クラウドソーシングを手掛けるリアルワールド<3691>やクラウドワークス<3900>、うるる<3979>などへの関心も高い。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)