5日と25日線【ゴールデンクロス】低PER 27社選出 <テクニカル特集> 4月2日版

特集
2019年4月2日 17時20分

2日の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが大幅高に買われ、外国為替市場も円安に振れたことで大きく買いが先行したが、その後は利食い売りが顕在化して次第に値を消す展開となった。新年度入りで国内外機関投資家の買いが入り、全体指数を押し上げたが、後場に入ると一部金融機関による益出しとみられる売りが上値を一段と重くした。半導体関連や機械セクターの主力大型株が買われる一方、これまで上値指向にあった中小型株に利益確定の動きが相次いだ。日経平均株価は前日比3円安の2万1505円と3日ぶり小反落。東証1部の値上がり銘柄数は886、値下がり銘柄数は1181、変わらずは72。

本特集では、テクニカル指標「移動平均線のゴールデンクロス」と割安・割高感を示す株価指標「PER」に注目しました。東証1部において、短期的な上昇トレンドに転換した可能性が高まった、5日と25日移動平均線がゴールデンクロスを2日に示現した銘柄をピックアップ。その中から予想PERが東証1部平均 14.14倍を下回り、割安感が強い 27社を選び出しました。

選出した銘柄は、本格的な上昇トレンドに転換しない場合でも、PERが低く下値が限られるため、損失リスクが低いといえます。PBRなど他の指標も併せて吟味し、買い候補として注目してはいかがでしょう。

⇒⇒ 2部・新興市場を含めた全銘柄版「5日と25日移動平均線のゴールデンクロス」も、併せてご活用ください。

銘柄名     PER PBR

<4004> 昭電工      5.0  1.35

<7940> ウェーブHD   5.2  0.75

<5401> 日本製鉄     7.8  0.58

<2286> 林兼       8.1  0.70

<3480> JSB      9.0  1.51

<7729> 東京精      9.0  1.18

<1954> 日工営      9.2  0.70

<6432> 竹内製作所    9.7  1.29

<6857> アドテスト    9.8  2.85

<5018> MORESC   9.9  0.92

<6217> 津田駒      10.1  0.90

<7718> スター精     10.1  1.32

<2715> エレマテック   11.0  0.72

<6235> オプトラン    11.0  3.30

<6103> オークマ     11.2  1.24

<5201> AGC      11.3  0.77

<6390> 加藤製      11.5  0.57

<6480> トムソン     11.6  0.65

<7196> Casa     12.1  1.72

<2379> ディップ     12.2  4.68

<6915> 千代田インテ   12.2  0.78

<6555> MSコンサル   12.8  1.67

<6988> 日東電      12.8  1.34

<6848> 東亜DKK    12.9  1.06

<4902> コニカミノル   13.7  1.01

<6976> 太陽誘電     13.7  1.40

<4205> ゼオン      14.1  1.02

※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。

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