シグマ光機が急反落、外部調達の増加など利益圧迫し19年5月期業績予想を下方修正
シグマ光機<7713>が急反落している。8日の取引終了後、19年5月期の連結業績予想について、売上高を93億6000万円から90億9000万円(前期比1.5%増)へ、営業利益を16億2000万円から11億6000万円(同19.1%減)へ、純利益を11億500万円から8億3500万円(同16.9%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
世界経済の先行き不確実性を反映した一部顧客の生産・在庫調整を受けて、主に国内・アジア地域のFPD・電子部品・半導体業界向け光学ユニット製品や米国地域のバイオ・医療業界向け組み込み用光学基本機器製品及び光学素子・薄膜製品が想定を下回った。また、近年の生産の急激な増加に対応するための外部調達の増加や、海外グループ子会社の事業拡大のための増員などの先行投資も利益を圧迫した。
なお、同時に発表した第3四半期累計(18年6月~19年2月)決算は、売上高68億7300万円(前年同期比2.5%増)、営業利益10億800万円(同11.2%減)、純利益7億3400万円(同9.9%減)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)