千代化が売買高急増で4連騰、信用取組がっぷり四つで需給相場の色彩強まる
千代田化工建設<6366>が商い活況のなか4連騰、この間に株価を23%も上昇させており、急増する売買高と合わせ需給相場の色彩を強めている。同社は3月下旬、プラント建設を巡る損害賠償請求に関連して19年3月期に52億円程度の損失を計上する可能性があると発表、株価もいったんは下値を探ったが、その後切り返し急となっている。株式需給面では昨年来底値圏での推移を続け、実需の売りが枯れていたことに加え、業績不振を材料に空売りも高水準でその買い戻し圧力が働いている。東証信用倍率は5日申し込み現在で1.09倍と売り買いがっぷり四つとなっており、踏み上げ相場の素地がある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)