ワイエイシイHDが大幅高で新値街道、半導体市況の大底接近で割安株価指標に着目
ワイエイシイホールディングス<6298>が大幅高で3連騰、連日の年初来高値更新と気を吐いている。きょうは5.4%高の944円まで上値を伸ばし、直近3営業日で18%も水準を切り上げた。プラズマドライエッチング装置などで抜群の商品競争力を有しており、半導体製造装置の関連子会社であるYACガーターや人工透析装置などを手掛けるYACエレックスなど有力子会社の寄与で19年3月期営業利益は前期比68%増の18億円を計画。進捗率から若干下振れ余地はあるものの、半導体市況は19年1~3月期が大底とのコンセンサスが浸透しつつあり、20年3月期も増益基調が維持される可能性は高い。PER10倍、PBR0.5倍台は株価指標面からも割安感が顕著だ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)