本日注目すべき【好決算】銘柄 テックファム、キャリアデザ、eBASE (16日大引け後 発表分)

注目
2019年4月17日 7時01分

16日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

【テックファム <3625> [JQG]】 ★今期最終を一転2.7倍増益・最高益に上方修正

◆19年6月期の連結最終利益を従来予想の2億円→6億2000万円に3.1倍上方修正。従来の13.8%減益予想から一転して2.7倍増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。ソフトウエア受託開発でIoT・AI関連の高付加価値案件やサービスデザイン案件などの受注が想定より伸びることが寄与。農業ベンチャーWeAgriの株式を追加取得したことに伴い、段階取得に係る差益3億円が発生することも最終利益を押し上げる。

塩水糖 <2112>   ★前期経常を18%上方修正

◆19年3月期の連結経常利益を従来予想の9.2億円→10.9億円に18.5%上方修正。減益率が22.8%減→8.6%減に縮小する見通しとなった。売上高が堅調に推移する中、原料糖を適正価格で買い付けることができたことに加え、製造コストの低減を進めたことが上振れの要因となった。

キャリアデザ <2410>   ★上期経常を一転6%増益に上方修正

◆19年9月期上期(18年10月-19年3月)の連結経常利益を従来予想の3.1億円→4億円に29.0%上方修正。従来の17.9%減益予想から一転して6.0%増益見通しとなった。上期業績の上方修正は3月に続き、2回目。メディア情報事業で広告宣伝キャンペーンが奏功し、求人サイトの応募効果が改善したことが寄与。コスト低減が進んだことも上振れに貢献した。

eBASE <3835>   ★前期経常最高益予想を8%上乗せ

◆19年3月期の連結経常利益を従来予想の10.5億円→11.3億円に7.7%上方修正。増益率が7.5%増→15.8%増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。食品や日用雑貨などの商品情報データ管理サービスの受注が伸びたうえ、複数案件の検収前倒しも上振れに貢献した。IT開発アウトソーシング分野における値上げ効果も利益を押し上げた。

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