17日の株式相場見通し=続伸、米株高に追随しリスク選好の流れ継続

市況
2019年4月17日 8時23分

17日の東京株式市場は、買い優勢の展開が想定される。米株市場でNYダウ、ナスダック総合指数などの主要株価指数が反発したほか、外国為替市場では1ドル=112円近辺の推移と円安水準でもみ合っており、全般は輸出株中心に追い風が意識されている。特に米国ではハイテク株の戻り足が顕著で、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は大幅高となっており、東京市場でも半導体関連や機械株、ソフトウェア関連株などこれに追随した買いが入りやすい。ただ、取引時間中に1~3月の中国GDPの発表などを控え、買い一巡後は上値追いに慎重なムードが漂う可能性もある。

16日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比67.89ドル高の2万6452.66ドルと反発した。ナスダック総合株価指数も、同24.213ポイント高の8000.225と反発した。主要企業の好調な決算を受け投資家心理が改善した。医薬品や日用品大手のジョンソン・アンド・ジョンソンは市場コンセンサスを上回る決算で上昇、シティグループ、ゴールドマン・サックスなどの大手金融株も高く、全体相場を牽引した。ナスダック指数は昨年10月上旬以来の8000大台回復となった。

日程面では、4月の金融システムリポート、3月の貿易統計、3月の訪日外国人客数に注目。海外では、インドネシア大統領選・総選挙、中国1~3月期のGDP、中国3月の鉱工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資、欧州3月の新車販売台数、米2月の貿易収支が焦点となる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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