明日の為替相場見通し=112円台定着となるかに注目

通貨
2019年4月17日 17時39分

今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米経済指標を見極める展開となりそうだ。予想レンジは111円70銭~112円30銭。

17日の東京市場では朝方に112円16銭まで上昇し、3月5日につけた年初来高値(112円13銭)を更新したが、この水準では売り圧力が強く、その後は112円ラインを挟んでの一進一退となった。ただ、16日に発表されたドイツの4月ZEW景況感指数が市場予想を大幅に上回り、17日に発表された中国の1~3月期国内総生産(GDP)が前年同期比6.4%増(市場予想は6.3%増)となったことで、世界景気に対する過度な懸念は和らいでいる。今晩に発表される米2月貿易収支や18日発表の米3月小売売上高の結果で景況感が更に改善すれば、112円台に定着することが見込まれる。一方、米国時間15~16日にかけて行われた日米通商協議は大きな波乱なく通過したが、4月下旬の日米首脳会談を前に再協議することとなっており、為替条項の導入への警戒感は残っている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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