Dガレージが大幅反発、保有有価証券の公正価値大幅増で19年3月期業績は計画上振れ
デジタルガレージ<4819>が大幅反発している。9日の取引終了後、集計中の19年3月期連結業績について、売上高が335億円から356億円(前の期比39.6%増)へ、純利益が62億円から97億円(同51.3%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。
フィナンシャルテクノロジー事業で、主力のEC決済に加えて、対面決済をはじめとした非EC決済の成長が業績を牽引したほか、持ち分法適用関連会社カカクコム<2371>の収益貢献を中心にロングタームインキュベーション事業が順調に推移したことが寄与した。また、インキュベーションテクノロジー事業で、国際財務報告基準(IFRS)に準拠し、国内外の未公開企業などへの投資・育成を目的として保有する有価証券の公正価値が大幅に増加したことも業績を押し上げた。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)