5月9日のNY為替・原油概況
9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円47銭まで下落後、109円90銭まで反落し109円75銭前後で引けた。
米中が貿易関税を引き上げ貿易摩擦が深刻化するとの懸念にリスク回避の円買いや、米国の生産者物価指数(PPI)が予想を下回ったため米債利回りの低下に伴うドル売りに拍車がかかった。その後、トランプ大統領が今週中の合意の可能性が「まだある」と前向きな見方を示したため、警戒感が後退し円買いも一段落した。
ユーロ・ドルは、1.1187ドルから1.1251ドルまで反発し1.1220ドルで引けた。
ユーロ・円は、122円85銭から123円27銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2968ドルまで下落後、1.3036ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、1.0186フランから1.0124フランまで下落した。
《MK》
提供:フィスコ