天然ゴム市場では買い方商社対、売り方ファンドの状況か サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

経済
2019年5月10日 14時06分

皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今日は天然ゴム市場についてのレポートをご紹介します。

松永さんのレポートでは、5月9日12時時点での東京ゴムRSS3について『期近限月が小幅高となり、期先限月が下落しており、「買い方商社対、売り方ファンド」の様相を呈しているように感じられます』と伝えています。

そのポジションについて、『東京ゴムRSS3における商社など当業者ポジションは、4月24日より3ヶ月半ぶりに買い越しに転じました』とのことで、『その後も買い越し枚数を増やし続けて』いる一方で、ファンドポジションは売り越しに転じていると分析。続けて、『当限価格が堅調な産地現物価格を背景に高止まりを続けている反面、先限価格がファンドの売り圧力に押されて下落し、それにより東京ゴムRSS3がここにきて逆さやに転じました』と解説しています。

そして、足元のタイ・バンコクのRSS3現物価格と輸入諸経費を計算すると、『現在の東京ゴムRSS3の先限が輸入採算価格を11.6円ほど下回っております』と考察しており、『これでは、当業者ポジションがここにきて3か月半ぶりの買い越しに転じた理由も頷けます』との見解を伝えています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の5月9日付「天然ゴム市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

《HH》

提供:フィスコ

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