品川リフラクトリーズ---19/3期は大幅な増収増益、耐火物及び関連製品事業・エンジニアリング事業ともに増収
品川リフラクトリーズ<5351>は9日、2019年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比15.9%増の1,190.67億円、営業利益が同69.2%増の102.33億円、経常利益が同68.6%増の106.59億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同82.1%増の62.25億円となった。
前年度より急騰していた耐火物原料価格の販売価格への転嫁が進んだことに加えて、耐火物の拡販とコークス炉更新工事の売上計上によって売上高は1,190.67億円と前期に比べ163.17億円(15.9%増)の増収となった。
耐火物及び関連製品事業は、耐火物原料価格の上昇に対応した販売価格への転嫁と、国内鉄鋼・非鉄及び海外向けの拡販が進んだこと等により、当期の売上高は931.02億円と132.71億円(16.6%増)の増収となった。
エンジニアリング事業は、コークス炉更新工事の売上を計上したことにより、当期の売上高は239.50億円と31.26億円(15.0%増)の増収となった。
不動産・レジャー等事業は、当期の売上高は20.14億円と0.81億円(3.9%減)の減収となった。
2020年3月期通期について、売上高が前期比5.2%増の1,253.00億円、営業利益が同4.2%減の98.00億円、経常利益が同6.2%減の100.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.6%減の60.00億円を見込んでいる。
《SF》
提供:フィスコ