サイバーコム---1Q増収増益、主力のソフトウェア開発事業は好調に推移

材料
2019年5月10日 15時50分

サイバーコム<3852>は9日、2019年12月期第1四半期(19年1月-3月)決算を発表した。売上高が前年同期比13.9%増の33.38億円、営業利益が同11.0%増の2.65億円、経常利益が同10.9%増の2.66億円、四半期純利益が同8.1%増の1.83億円となった。

主力のソフトウェア開発事業は売上高が前年同期比14.3%増の27.22億円、営業利益は同20.0%増の4.21億円となった。通信ソフトウェア開発はネットワークシステムにおける通信機能の開発、通信規格リプレース対応案件等の増加により好調な推移となっている。また、制御ソフトウェア開発は、前年度から引き続きECU(ElectronicControlUnit)関連等の車載システム開発案件、半導体製造装置システム開発案件により堅調な推移となっている。業務ソフトウェア開発についても、生保向けシステムの大型案件に加え、企業向け業務システム、公共向けシステム、医療関連システム、エネルギー関連システム、流通関連システム等の開発案件が好調に推移した。

サービス事業の売上高は前年同期比12.2%増の6.02億円、営業利益は同5.5%増の0.81億円となった。SIサービス(構築・保守・運用・評価検証サービス)は、社会インフラ及び金融系を中心とした仮想化、クラウドへの移行案件、サイバーセキュリティ対策案件やネットワーク構築案件が好調に推移し、第5世代移動通信(5G)の基地局検証案件については堅調に推移した。また、自社プロダクト「Cyber Smart」シリーズ製品(Cyber IP-PBX、Cyber CTI、Cyber Phone)については、クラウドサービスや年間保守の増加により堅調に推移した。

2019年12月期の通期業績予想については、売上高が前期比7.7%増の130.00億円、営業利益が同6.8%増の6.50億円、経常利益が同5.5%増の6.50億円、当期純利益が同3.5%増の4.33億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.