大成温調が急反発、19年3月期上振れて着地、株主優待策も株高助長

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2019年5月15日 15時00分

大成温調<1904>が急反発、一時15%高の1930円まで上値を伸ばし約6カ月ぶりの高値水準に浮上した。同社は設備工事、空調、給水事業などを手掛けており、業績は会社側の想定を上回って推移している。

14日引け後に19年3月期業績を発表。売上高は548億4900万円と事前予想に対して2.9%未達となったものの、営業利益は19億7200万円と計画に対し23.3%、最終利益は21億7000万円と計画比2.8倍と利益面では大幅上振れて着地した。大型工事における原価の低減が寄与しているほか、足もとはハワイ、中国の子会社が好調で業績の牽引役となっている。

19年3月期年間配当は70円(前の期は46円)と大幅増配、株主優待も内容の変更を発表している。株主優待について、現行は500株以上2500株未満保有で1000円分、2500株以上保有で3000円のクオカードを贈呈のところ、新制度では100株以上保有株主に対し、一律クオカード3000円分を贈呈する。これも株高人気を助長したようだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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