日経平均テクニカル:8営業日ぶり反発、2日連続で下ヒゲ伴う陽線
15日の日経平均は8営業日ぶりに反発となった。下降する5日移動平均線が上値を圧迫したものの、ローソク足は2日連続で下ヒゲを伴う陽線を引いて下値での買い意欲の強さを確認。ボリンジャーバンドでは、終値ベースで-2σを上回って引け、昨日の一時-3σ割れを短期的な底値にリバウンド局面入りを示唆した。日足の一目均衡表では、日々線が雲下限から雲中に復帰した。ただ、遅行線は株価の下に位置して弱気シグナル発生を継続しているほか、転換線が下降して基準線を下回っており、目先は下落圧力が残るリスクに留意したい。
《FA》
提供:フィスコ