三井金属は5日続落、国内有力証券が目標株価を引き下げ
三井金属<5706>が5日続落している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が20日付で、投資判断「オーバーウエート」を継続しつつ、目標株価を3840円から3640円へ引き下げたことが弱材料視されているようだ。
同証券では、20年3月期は、中国販売減に起因する自動車部品の減収減益は不可避と指摘。20年3月期の営業利益予想を310億円から270億円へ、21年3月期を同350億円から320億円へ引き下げた。ただ、今後拡大する5G関連投資を考慮すると株価のアップサイドが出てきているとの見方は変えておらず、インフラ投資増加による基地局向け高機能箔の増加(20年3月期下期)、5G対応端末の極薄銅箔の使用原単位増(21年3月期上期)の2つの恩恵の波を見込んでいる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)