買い材料乏しくもち合い続く/後場の投資戦略

市況
2019年5月22日 12時26分

日経平均 : 21344.05 (+71.60)

TOPIX  : 1551.05 (+0.75)

[後場の投資戦略]

本日の東京市場では米株高や円安を好感して買いが先行したが、ファーウェイとの取引禁止の一部猶予は前日に織り込み済み。猶予されるのは保守サービスなど一部にとどまるため、米中対立の影響が懸念される状況に変わりはないとの見方もある。アジア市場では中国・上海総合指数が前日終値を挟んだ小動きとなっており、買い材料には乏しいところだ。このところ日経平均は日中値幅こそまずまず出ているものの、日足チャートを見ると21200円台に位置する5日移動平均線と21400円台に位置する75日移動平均線の間でこう着感を強めている。

米中対立への懸念が上値の重しとなっていることに加え、23日からは欧州議会選挙、25日からはトランプ米大統領来日と、週後半にも重要イベントが相次ぐため、売りにも買いにも傾きづらいところだろう。日経平均は目先、上記レンジ内でのもち合いが続きそうだ。なお、新興市場ではマザーズ指数が3%近い上昇となっている。週前半はやや弱い動きだったが、日経平均のこう着ムードから個人投資家の物色が中小型株に向かっているようだ。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

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