東京株式(前引け)=反発、薄商いのなか上値も重い展開に
27日前引けの日経平均株価は前週末比64円58銭高の2万1181円80銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は4億7323万株、売買代金概算は7426億4000万円。値上がり銘柄数は1267、対して値下がり銘柄数は759、変わらずは115銘柄だった。
きょう前場の東京市場は朝方から買い優勢の展開で日経平均は反発に転じた。前週末の米国株市場でNYダウが反発したことで、東京市場でも主力株などに買い戻しの動きが顕在化した。きょう午前に行われている日米首脳会談の結果を見極めたいとのムードが漂うほか、中国株や香港株が軟調な値動きとなっていることで上値を積極的に買う動きもみられない。日経平均はい一時100円を超える上昇をみせたものの、前場後半は伸び悩んだ。売買代金も8000億円を下回るなど低調。
個別ではソフトバンクグループ<9984>が堅調、ファーストリテイリング<9983>も買い優勢。村田製作所<6981>、ソニー<6758>、キーエンス<6861>なども上昇した。北の達人コーポレーション<2930>がストップ高に買われ、ヨコオ<6800>が大幅高に買われた。レオパレス21<8848>が活況高となり、フィックスターズ<3687>も物色人気を集めた。半面、ZOZO<3092>が下落、ファナック<6954>も冴えない。TDK<6762>、アドバンテスト<6857>なども売りに押された。ゴールドウイン<8111>、ツガミ<6101>も大きく値を下げた。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)