話題株ピックアップ【夕刊】(3):ブイキューブ、アイル、TATERU

注目
2019年6月18日 15時19分

■ブイキューブ <3681>  585円  +16 円 (+2.8%)  本日終値

ブイキューブ<3681>が3日続伸。17日の取引終了後、神戸市が新たに構築した危機管理システムに、オペレーションテーブル「V-CUBE Board」を提供したと発表しており、これを好感した買いが入った。同製品は、65インチの大型ディスプレーを中央に配置したテーブルで、映像も含めたさまざまな情報を一画面に表示することが可能なほか、タッチパネルを指で操作し、必要な情報を拡大表示する、並べて比較する、手書きで書き込むといったことができるのが特徴。危機管理システムで強化された情報共有機能、意思決定・判断機能、一括情報発信機能の3つの機能で情報共有や意思決定・判断を支援し、避難発令などのオペレーションの迅速化への貢献が期待されている。

■アイル <3854>  1,430円  +25 円 (+1.8%)  本日終値

17日、東証がアイル <3854> [東証2]を7月2日付で市場1部に指定すると発表したことが買い材料視された。発表を受け、TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。また、形式基準を充足するため18万株の立会外分売を25日~27日に実施する。

■シンシア <7782>  597円  +4 円 (+0.7%)  本日終値

シンシア<7782>が反発。17日の取引終了後に、19年12月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。毎年12月末時点で2単元(200株)以上を保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じて、自社商品公式販売サイトで利用可能な30%~50%の割引券を贈呈する。

■TATERU <1435>  188円  -43 円 (-18.6%)  本日終値  東証1部 下落率トップ

TATERU<1435>が急落。きょう付けの日本経済新聞朝刊で「建設資金の借入希望者の預金データを改ざんしていた問題で、国土交通省は同社に業務停止命令を出す方針を固めた」と報じられており、これが売り材料視された。記事によると、国交省は21日に宅地建物取引業法に基づき、同社に対する聴聞を開いたうえで、業務停止命令を出すという。停止期間や業務の範囲は今後詰めるとあるが、改めて業績への影響が懸念される展開となっている。

■PALTEK <7587>  550円  -10 円 (-1.8%)  本日終値

PALTEK<7587>は冴えない。この日正午ごろ、動物用医薬品の開発・製造を行う日本全薬工業(福島県郡山市、以下ゼノアック)に、梱包用紙緩衝材の世界大手である米ランパック社(日本法人東京都品川区)の紙緩衝材を提供し、出荷時に使用していたプラスチック緩衝資材の廃止に貢献したと発表したが、好反応は一時的なものにとどまった。PALTEKはRanpak社の代理店であり、今回のゼノアックの採用にあたっては、プラスチック資材を紙資材に変更した場合について、各拠点で現場環境や物流オペレーションに合わせた細やかな提案を行ったという。また、紙緩衝材システムの導入により出荷作業時間が大幅に短縮し、資材コストも削減されたとしている。

■エイジス <4659>  3,180円  +85 円 (+2.8%)  本日終値

17日に発表した「5月売上高は3.4%増」が買い材料。

5月売上高は前年同月比3.4%増5ヵ月連続で前年実績を上回った。

■バルニバービ <3418>  1,237円  +22 円 (+1.8%)  本日終値

17日に発表した「1.0%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。

発行済み株式数(自社株を除く)の1.0%にあたる9万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月18日から9月18日まで。

●ストップ高銘柄

地域新聞社 <2164>  1,378円  +300 円 (+27.8%) ストップ高   本日終値

クボテック <7709>  436円  +80 円 (+22.5%) ストップ高   本日終値

以上、2銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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