三菱UFJが続伸、メガバンクの配当利回り逆転現象で買い場との見方も
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が続伸。4月中旬から5月中旬にかけて大きく調整しその後は500円近辺で底練りの状況が続いている。前日は米長期金利が上昇して2%台を回復、米国株市場では大手金融株が軒並み買い優勢だった。この流れが東京市場にも波及している。また、これまで三菱UFJはメガバンク3社の中では評価上位で配当利回りなどはそれを反映して最も低かった。しかし、最近は逆転現象が起こり、現在の4.9%前後の配当利回りはみずほフィナンシャルグループ<8411>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>と比べても高くなっている。このギャップが同社株の押し目買いを誘う根拠になるとの見方もある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)