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田岡化学工業S高、名古屋大学とグラフェンナノリボンの製造方法で共同研究契約を締結

材料
2019年6月27日 13時27分

田岡化学工業<4113>がストップ高まで買われている。同社はきょう、名古屋大学とナノグラフェン・グラフェンナノリボンの製造方法に関する共同研究契約を結んだと発表。これが株価を刺激しているようだ。

また、名古屋大学が出願中であるグラフェンナノリボンに関する特許について、製造実施に係るオプション契約を締結。今後は両者でモノマーやグラフェンナノリボンの量産製造法の確立を目的とした共同研究を行い、量産化に進展によってさまざまな応用展開の促進を通じて実用化を目指すとしている。

なお、グラフェンナノリボンとは、グラフェン(炭素原子がハチの巣状に互いに結合した単原子シート)をナノメートルサイズの幅に切り出した帯状の物質で、シリコン半導体を超える半導体特性や透明性・柔軟性などから、次世代のトランジスター、センサー、電子回路などへの応用が期待されている材料。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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