コスモ・バイオ---認知症研究に有用な2種類の製品を発売

材料
2019年6月28日 11時43分

コスモ・バイオ<3386>は27日、アルツハイマー病などの認知症に関わる研究に有用な2種類の製品「4Rタウ線維化タンパク質(P301L変異体)」及び「タウ凝集アッセイキット」を販売開始することを発表。同社は、長崎大学より技術提供を、東京都医学総合研究所より特許使用ライセンスを受けて製品化した。学術研究用途のほか、製薬会社、臨床検査薬開発会社などの企業や研究機関に向けて販売する。

4Rタウ線維化タンパク質(P301L変異体)は、細胞内に導入すると、細胞内のタウタンパク質を人為的に凝集させ、認知症の脳内で起こる現象を培養細胞上に再現した研究環境を作ることができる製品で、27日に販売を開始した。

また、タウ凝集アッセイキットは、4Rタウ線維化タンパク質(P301L変異体)を含めて、細胞培養試験に必要な試薬をひとつのパッケージにまとめた製品。7月上旬販売開始を予定している。

《SF》

提供:フィスコ

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