来週の為替相場見通し=108円前後の往来継続も

通貨
2019年7月12日 18時04分

来週の外国為替市場のドル円相場は、108円ラインを中心とする往来相場が続く可能性がありそうだ。予想レンジは1ドル=107円50~109円00銭。

この週は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による10日の議会証言の内容が予想に比べハト派的だったことから、一時109円ラインに近づいたドルが107円80銭台まで急激なドル安・円高が進む場面があった。市場では7月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%利下げは確実との見方が強まり、0.5%の利下げ予想も復活した。ただ、米6月消費者物価指数(CPI)は底堅く、米長期金利は反発基調にある。このなか、市場からは「月末のFOMCの内容とコメントを確かめたい」との声が出ており、今後は再度、様子見姿勢が強まる公算が出ている。来週は、15日が祝日で東京市場は休場だが、中国では4~6月期国内総生産(GDP)が発表される。また、16日の米6月小売売上高が注目されるほか、17日に米6月住宅着工件数、18日に米6月景気先行総合指数が公表される。国内では、18日に6月貿易統計、19日に6月消費者物価が発表となる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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