「サイバーセキュリティ」が7位にランク、詐欺ツール「Anubis」に再流行の兆し<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が7位となっている。
総務省が9日に発表した情報通信白書によると、企業の55.6%がインターネットの利用で過去1年間のうちに何らかの被害を受けたことが明らかとなった。これは2077社を対象に調査したもので、被害の内容は「ウイルス発見又は感染」が46.9%と最も多く、次いで「標的型メールの送付」が35.7%だった。
同時に実施した世帯に対する調査では、インターネットを使う1292世帯のうち52.7%が何らかの被害を受け、スマートフォンを利用する1362世帯のうち62.6%が被害を被った。
こうしたなか、国民生活センターが18日に新手の架空請求の手口について注意を呼び掛けたほか、トレンドマイクロ<4704>は22日にAndroid向け金融関連アプリを攻撃対象とする詐欺ツール「Anubis」に再流行の兆しがあると発表。サイバーセキュリティ関連銘柄への関心が再び高まっている。
関連銘柄としては、Webフィルタリング大手のデジタルアーツ<2326>、クラウド型システム監視サービスを運用するセキュアヴェイル<3042>、ネットワークセキュリティ製品を販売するテリロジー<3356>、政府機関や大手企業などに対して製品・サービスの豊富な提供実績を持つFFRI<3692>、セキュリティソリューションサービスを展開しているラック<3857>、標的型攻撃対策を手掛けるアズジェント<4288>などが挙げられる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)