「金」関連への注目度上昇、米中情勢緊迫化で物色機運も<注目テーマ>

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2019年8月9日 12時22分

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「金」が第16位にランクしている。

金の価格が足もとで急騰している。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物価格は7日、一時1トロイオンス1500ドルを突破し、2013年以来の高値を付けた。トランプ米大統領が1日に突如第4弾の対中追加関税制裁を宣言し、その後中国を為替操作国に認定するなど米中間の通商摩擦が激化した。これを受け、世界の金融市場が動揺するなか金価格は上昇している。

きょうはトランプ米大統領が強いドルに不満を表明したことに反応し、ドル指数は3週間ぶりの大幅低下を演じた。米連邦準備制度理事会(FRB)が金利引き下げ、ドル安基調が強まるなか、ドルと逆相関の動きとなる傾向にある金に資金が流入。世界的な金利低下は金価格の上昇要因となっている。米中対立が変わらないなか、金が売り込まれるシナリオが考えにくく、市場関係者からは金価格は1500ドルを大きく超えてもう一段上昇する可能性も指摘されている。

金関連株では、住友金属鉱山<5713>、三菱マテリアル<5711>や三井金属<5706>などの非鉄株のほか、金属製品事業に強みを持つ住友商事<8053>や貴金属のリサイクル事業を手掛けるアサカ理研<5724>やアサヒホールディングス<5857>、松田産業<7456>などの動向が注目される。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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