21日の株式相場見通し=反落、欧米株安受け利食い優勢に

市況
2019年8月21日 8時00分

21日の東京株式市場は、売り優勢の展開となりそうだ。前日の米国株市場では米中摩擦の問題や世界景気減速への懸念がくすぶるなか、23日のパウエルFRB議長のジャクソンホールでの講演を前に買いが手控えられた。イタリアのコンテ首相の辞意表明で同国の政局混乱に対する警戒感から欧州株市場が軒並み安となったこともネガティブ材料。これを受けて東京市場でも主力株をはじめ目先筋の利益確定売りに押されそうだ。日経平均は前日まで3日続伸しているが、売買代金は低迷しており、実需の買いが活発化している印象はない。外国為替市場でも足もとやや円安方向に振れていることで、様子見ムードを助長する可能性がある。

20日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比173ドル35セント安の2万5962ドル44セントと4日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は、同54.252ポイント安の7948.560と3日ぶり反落した。

日程面では、きょうは7月の訪日外客数、7月の全国百貨店売上高やスーパー売上高など。海外では7月の米中古住宅販売件数、FOMC議事要旨などが発表される。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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