【中国の視点】ファーウェイ:AIチップ「Ascend 910」など発表へ、米依存脱却を加速

特集
2019年8月22日 10時06分

中国の通信機器最大手「ファーウェイ(華為技術)」は今週23日、あらゆるシナリオに対応する世界初となる新型人工知能(AI)チップ「Ascend 910」及びオペレーション・システム「Mind Spore」を発表する計画だ。ファーウェイはこの発表会で、AIに関する重大な技術もあわせて公表する予定だと報じられている。

ファーウェイは8月9日、独自で開発したOS「?蒙(ホンモン)、英語名はHarmony」を発表したばかりだ。

また、外電によると、ファーウェイは、独自で開発した地図サービス「Map Kit」を10月にも発表する計画だという。ただ、Map Kitは個人消費者向けではなく、ソフト開発向けのサービスだと報じられている。

専門家は、ファーウェイが米政府からの排除を受け、法的手段を通じて米政府に対抗すると同時に、独自で開発した重大な技術を相次いで発表していたと指摘。これは世界に対して米国依存からの脱却能力をアピールしていると強調した。また、専門家は、米政府によるファーウェイの排除がファーウェイの発展を阻止することができないことが明白だと強調した。

《AN》

提供:フィスコ

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