話題株ピックアップ【夕刊】(3):CANBAS、フライト、石川製

注目
2019年8月23日 18時42分

■ミダック <6564>  3,515円  +200 円 (+6.0%)  本日終値

22日、ミダック <6564> [東証2]が9月13日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施すると発表したことが買い材料視された。最低投資金額が現在の3分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■ジー・スリー <3647>  340円  +19 円 (+5.9%)  本日終値

ジー・スリーホールディングス<3647>が4日ぶりに反発。22日の取引終了後、固定資産として保有する太陽光発電所4カ所を売却すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。同社では、出力制御リスクの高い九州電力管内に所在する太陽光発電所を譲渡し、新たに東京電力、中部電力、及び関西電力管内などの出力制御リスクの低い地域に所在する太陽光発電所を取得することで、自社保有の太陽光発電所の構成を入れ替える方針としており、今回の売却はその方針に沿ったものになる。売却価格は4カ所合計で34億5000万円で、8月30日までに引き渡す予定。なお、19年8月期業績への影響は現在精査中としている。

■キャンバス <4575>  914円  +42 円 (+4.8%)  本日終値

キャンバス<4575>が急動意。全体相場は主力株が手掛けづらい地合いで、内需系の材料株に物色の矛先が向かっている。そのなか、バイオ関連株の一角に個人投資家資金が流入しているが、同社株は8月中旬を境に上値指向を鮮明としている。抗がん剤開発に特化した創薬ベンチャーで「CBP501」の治験を進めており、がん免疫療法薬との併用でもマーケットの関心を集めている。株式需給面では外資系を経由した貸株調達に伴う空売りが積まれていたが、目先はその買い戻しが株価を押し上げるミニ踏み上げ相場の様相を呈している。

■フライト <3753>  1,012円  +46 円 (+4.8%)  本日終値

フライトホールディングス<3753>が続伸。22日の取引終了後、子会社フライトシステムコンサルティングが、自由が丘の街を中心に各地の商店街連合会や各種団体と連携して決済代行事業を行なっているJASPAS(東京都目黒区)の株式を取得し、資本提携すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。今回の資本提携は、JASPASを通じて、マルチ決済装置「Incredist」シリーズの商店街における普及を図るのが狙い。フライトがこれまで培ってきた決済ノウハウと、JASPASの街や店舗へ提案して行くノウハウを融合することで、商店街の活性化とキャッシュレス推進を実施するとしている。

■Hamee <3134>  741円  +26 円 (+3.6%)  本日終値

Hamee<3134>が大幅反発。この日、同社が開発したスマートフォンを持たない子どものための音声コミュニケーションロボット「Hamic BEAR(はみっくベア)」が「第13回キッズデザイン賞」を受賞したと発表しており、これが好材料視された。キッズデザイン賞は、07年からNPO法人キッズデザイン協議会が取り組んでいる顕彰制度。今回の受賞は「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」での受賞としている。

■石川製作所 <6208>  1,474円  +50 円 (+3.5%)  本日終値

石川製作所<6208>、豊和工業<6203>、細谷火工<4274>が軒並み高。韓国が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めたことで、にわかに地政学リスクが意識されている。これを受けて防衛関連株に位置付けられる銘柄群に短期資金が集中する格好となった。

■ソフトクリエ <3371>  1,711円  +53 円 (+3.2%)  本日終値

22日、ソフトクリエイトホールディングス <3371> が発行済み株式数(自社株を除く)の0.77%にあたる10万株(金額で1億8000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は8月23日から10月31日まで。

■朝日ネット <3834>  724円  +21 円 (+3.0%)  本日終値

朝日ネット<3834>が反発。22日の取引終了後、長距離・低消費電力(LPWA)が特徴の無線通信規格LoRaWANによるIoT通信サービスを提供しているセンスウェイ(東京都中央区)と、資本・業務提携を締結したと発表しており、これが好感された。今回の提携はIoT/M2M分野における事業企画立案のための協業体制の構築を通じて、両社のサービス提供ノウハウや技術を共有し、事業拡大を図るのが狙いという。

■燦ホールディングス <9628>  2,110円  +49 円 (+2.4%)  本日終値

22日、燦ホールディングス <9628> が9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料視された。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■シリコンスタジオ <3907>  2,017円  +18 円 (+0.9%)  本日終値

シリコンスタジオ<3907>が大幅反発。22日の取引終了後、米グーグルが提供する新たなゲームプラットフォーム「STADIA」に、ミドルウェア「YEBIS(エビス)3」の提供を開始したと発表しており、これが好感された。「YEBIS」シリーズは、3D/2Dのグラフィックスに対し、グレアや被写界深度、モーションブラー、レンズエフェクト(光学シミュレーション)、フィルム/感光効果、カラーコレクション、アンチエイリアスなどを掛けることができるポストエフェクトミドルウェア。新たなゲームプラットフォームへの対応を開始することで、同社では更なるビジネス拡大を図るとしている。

●ストップ高銘柄

インタートレード <3747>  381円  +80 円 (+26.6%) ストップ高   本日終値

など、2銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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