三菱UFJなどメガバンクが軟調、米長期金利急低下で運用環境悪化を嫌気
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが売りに押される展開。米景気の減速に対する警戒感から米長期債が買われ、10年債利回りは一時1.4%台前半まで低下し3年2カ月ぶりの低水準に沈んだ。これを受けて、米株市場ではゴールドマン・サックスやJPモルガンなど大手金融株が軒並み安となり、全体下げ相場を助長した。東京市場でもメガバンクには米国事業における運用環境の悪化を嫌気する売りが出やすい。ただ、株価的には8月下旬に底入れ反転に動きだした矢先で、配当利回りの高さなどから押し目買いが入り下値抵抗力を発揮している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)