<注目銘柄>=弁護士COM、「クラウドサイン」成長期へ

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2019年9月11日 10時01分

弁護士ドットコム<6027>が本格的な反騰局面入りを迎えつつある。

同社は、法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」や税務相談ポータルサイト「税理士ドットコム」などの運営が主な事業。足もとは、弁護士マーケティング支援サービスや有料会員サービスが業績を牽引しているが、注目は15年10月に開始したクラウド型電子契約サービス「クラウドサイン」の成長だ。

「クラウドサイン」は、契約締結から契約書管理まで可能なクラウド型の電子契約サービスで、契約交渉が済んだ完成済みの契約書をアップロードし、相手が承認するだけで契約を締結することができるというもの。SaaS市場の広がりとともに同事業は急拡大しており、累計契約締結件数は70万件、導入企業数は5万社を突破。今後の成長ドライバーとして期待できる。

20年3月期は、営業利益で5億2000万円(前期比1.9%増)を見込む。「クラウドサイン」への積極投資により営業利益は3期連続横ばい圏の予想だが、「クラウドサイン」の本格的な立ち上がりやその他の事業の安定成長により、来期以降は利益拡大フェーズに入ると予想され、21年3月期営業利益10億円を見込む調査機関もある。(温羅)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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