ZOZOが急騰、ヤフーにとっては安い買い物との見方も

材料
2019年9月12日 10時37分

ZOZO<3092>がマドを開けて急伸、一時18.9%高の2575円まで上値を伸ばした。売買代金は10時30分現在で630億円を超え、東証1部上場企業のランキング1位となっている。ヤフー<4689>が同社をTOB(株式公開買い付け)で買収することを発表、TOB価格は1株2620円ということで、この水準にサヤ寄せする形で一気に水準を切り上げた。

ヤフーは最大で同社株式の過半である1億5300万株弱の取得を目指し連結子会社化する方針。市場では「ヤフーにすれば業容拡大を図る上でZOZOの確立されたビジネスモデルは魅力的。昨年の7月に株価が5000円近くまで買われたことを考えれば時価はほぼ半値水準に近く、安い買い物とみることもできる。一方、(ZOZOの)前沢社長にすれば、ゾゾタウンの会員数は増勢でも新たな成長へのビジョンが見えなくなった、ここが潮時という気持ちがあるのではないか」(国内ネット証券ストラテジスト)としていた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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